黒谷株式会社は、非鉄金属のリサイクルを専門とした企業です。非鉄金属の中でも、特に銅を中心とした事業を展開しています。非鉄金属の企業の中では、日本で唯一の上場企業としても知られています。本記事では、黒谷株式会社の事業内容、強み、そして社会的責任について詳しくご紹介します。
黒谷株式会社の事業内容
同社は、インゴット事業と金属リサイクル原材料事業の2つの事業がメインとなっています。インゴット事業では、集積した銅リサイクル原材料だけでなく、銅がメイン成分となっている金属リサイクル原材料の不純物を取り除く作業を行っています。不純物を取り除き、精錬されたものを、用途に合わせ銅インゴットを製造し、提供しています。
同社では、大型船のスクリューに使用されている「アルミニウム青銅インゴット」の製造に定評があります。質の高いアルミニウム青銅インゴットを提供しているため、国内外において高いシェアを誇っています。また、青銅インゴットなども製造しているのですが、この青銅インゴットは、水道の蛇口をはじめ、様々な部品に加工されています。同社の青銅インゴットは、インフラを支える上で重要な役割を担っているのです。
金属リサイクル原材料事業では、国内だけでなく、海外から集められた非鉄金属リサイクル原材料を取り扱っています。集められた非鉄金属リサイクル原材料を選別した上で、様々な加工を行ってい販売しています。 また、加工された非鉄金属は、国内で流通している電線や住宅設備、同館、電気製品のパーツなど、様々な用途にリサイクルされています。また、自社で行っているインゴット製造の材料にも利用されているようです。
黒谷株式会社の強み
黒谷株式会社の最大の強みは、非鉄金属を安定して調達することのできる、世界中に広がるネットワークを持っていることです。この強固なネットワークを通じて、景気に左右されずに、安定した金属リサイクル原材料の供給を成功させています。
このネットワークは、創業から今日まで、公正な価格で取引を続けてきたことによる信頼関係の構築がもたらしたものです。これからも、公正な取引を続けることによって、より強い結びつきを維持することによって、顧客へ安定した供給を確保することができます。
黒谷株式会社では、銅の相場変動に左右されずに、常に安定した調達と供給を続けることによって、社会的責任を果たし続けていることも、会社のブランド力を高めることに繋がっています。
まとめ
黒谷株式会社は、銅を中心とした非鉄金属のリサイクルのトップ企業です。同社の事業は、環境保護だけでなく、資源の有効活用にも大きな影響を与えることができています。国内はもちろん、海外にも強い影響力を持ち、多くの企業に影響を与える存在となっています。これからも広範なネットワークと高き技術力を活用し、持続可能な社会の実現に向けて積極的に貢献てくれると思います。
会社概要
会社名：黒谷株式会社
代表者名：代表取締役社長 黒谷 暁
創業：1870年
設立：1985年11月
資本金：1,000,000,000円
公式サイトURL：https://www.kurotani.co.jp
